一般論と個別論
法律相談などでの無料相談と、顧問相談の比較を簡単に記載します。あくまでも私見に因る部分がありますので、その点はご容赦下さい。
弁護士.comをはじめとして、ほとんどの無料相談では、あくまでも一般論での回答が前提と考えて下さい。個別での詳細を知り得ない状況ですから、ある程度以上は抽象的な回答とならざるを得ないということです。
顧問相談などは、いつ、誰が、なにをといった事実とそれらに関する書類などを差し支えない範囲で提示頂いて拝見した上での相談となりますので、個別論、個別での事案に関する相談となります。
同じように見えても、その出来事には個々の事情があり、背景があります。
無料か有料かで差があるとするわけではないのですが、現実において、法律相談を受ける場合、メールであれば、十回以上の往復さえあり得ます。電話であれば、数時間を要して概要が見えてくる場合もあります。一方の意見や主張を聞くだけではなく、その側面にある事実をも考えないと解決への糸口が見えてこない場合もあります。
いつもいつでも相談者の傍らに寄り添う、そんな思いで会員に向き合っています。それでこそ、顧問サービスと言えます。